5月3日に行われた「北條五代祭り」に続き、4日・5日に行われている関連イベントや市内4神社の「例大祭」などでにぎわいを見せている小田原で「忍者グッズ」を買い求める観光客が増えている。
戦国時代の小田原には、関東一円を治めた北条氏(後北条)に仕え、5代にわたって活躍した「風魔忍者」がいた。小田原を「風魔忍者の里」として観光振興に生かす活動も進行し、「忍者=小田原」の認識も浸透している。
小田原駅地下街「ハルネ小田原」にある「北条楽市」(小田原市栄町1、TEL 0465-46-9740)でも忍者関係の商品が売れ筋商品となっている。同店店長の村山寛明さんは「風魔忍者に興味を持つ人も増え、忍者関連商品が注目されている」と話す。同店では、かわいすぎる忍者として評判の「起き上がり忍者」(280円)、要望が多く商品化を急いだ「風魔小太郎のドロンTシャツ」(2,500円)、同店店長がイチオシの「北条ブロックメモ」(343円)などがよく売れるという。
この頃、イベントなどで忍者衣装で参加する人が増えたが、同店でも「忍者スーツセット」(子供用=6,500円、大人用=7,000円)もよく売れるという。
営業時間は10時~20時。