箱根で初夏の花咲き始める 「ハコネウツギ」と「クレマチス」かれんに競演

「ハコネウツギ」が開花

「ハコネウツギ」が開花

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 箱根ガラスの森美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-86-3111)で現在、水車小屋の近くに「ハコネウツギ」が開花し、初夏の花「クレマチス」も咲き始めている。

咲き始めた初夏の花「クレマチス」

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 箱根も新緑が美しい季節となり、同美術館に植栽された花々が咲き始め、来館者を喜ばせている。「ハコネウツギ」は、スイカズラ科の植物で日本各地に自生。「箱根空木」と書かれ、箱根の名称を冠しているため地域では愛着を持つ人も多い。

 中庭に咲き始めた「クレマチス」は、キンポウゲ科のセンニンソウのことで性多年草。修景用のつる植物として人気があり「蔓性植物の女王」と呼ばれている。花が八重の「グリーンアイズ」と一重の「スノフレーク」の2種類が美しさを競い合っている。

 同館学芸部の日吉彩乃さんは「ハコネウツギもクレマチスも庭園を華やかに彩っている。現在開催中の『魅惑の香水瓶展』に合わせるように咲いていて、往時の貴婦人ポンパドゥール侯爵夫人やジョセフィーヌ皇后の名前が付いたクレマチスも今が見頃」と話す。

 開館時間は9時~17時30分。入場料は、大人=1,500円、大高生=1,100円、小中生=600円。

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