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小田原で「片浦植物蒸留所」立ち上げ 6種類のフローラルウォーターを提供

植物採取、蒸留、パッケージまでメンバーの手作りで行う

植物採取、蒸留、パッケージまでメンバーの手作りで行う

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 旧片浦中学校を拠点に、食とエネルギーの地産地消を実践している「片浦食とエネルギー地産地消プロジェクト」の活動のひとつ「庭labo」が「片浦植物蒸留所」を立ち上げた。

6種類のフローラルウォーター

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 植物を蒸留しフローラルウォーター(植物蒸留水)に仕上げる同蒸留所。素材は自然豊かな片浦地区やその近辺で採集したものを使用し、清らかな湧水で蒸留する。成長のために摘蕾されたみかんの花、二番茶を摘まない茶の木の葉、草刈りででた大量のどくだみの茎や葉などを使用する。プロジェクトのメンバーが植物採取、蒸留、パッケージまで、ひとつひとつ手作りする同商品。売り上げは、子どもたちのワークショップの運営資金に活用するという。

 蒸留所としてのデビューは6月27日に開催される「カミイチ(かみふなかクラフト市)」。「片浦植物蒸留所」の団体名で出展。植物をその場で蒸留しフローラルウォーターとして販売。摘蕾みかんの花、ドクダミ、ローズとジャスミン、ユーカリ、月桂樹、茶の葉の6種類を用意する。

 同プロジェクトの拠点「旧片浦中学校」に作られた片中キッチンガーデンの植物を活かしたいとの願いからスタートした同蒸留所。植物を活かす暮らしを目指す中で、ひとつの夢が現実となった。

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