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小田原で田んぼアート「猪鹿蝶」稲刈り 里山の自然の中で収穫体験

「田んぼアート」の稲刈りの様子(撮影=松下善彦さん)

「田んぼアート」の稲刈りの様子(撮影=松下善彦さん)

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 小田原足柄異業種交流勉強会の「オダアシたんぼ実験プロジェクト」が9月26日、「おだあし田んぼアート2015・猪鹿蝶(イノシカチョウ)」の稲刈りを行った。

報徳二宮神社の協力で「抜穂祭」を執り行う

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 米ができるまでを体験しながら里山の大切さを知り、地域の人との交流を目指す同プロジェクト。2013年より、古代米などの稲の色を利用して「田んぼアート」に挑戦してきた。今年のテーマは「猪鹿蝶」。花札にあわせて、猪(イノシシ)、鹿(シカ)、蝶(チョウ)に、萩(はぎ)・紅葉(もみじ)・牡丹(ぼたん)を追加し6種類の絵柄で6月6日に田植えを行っていた。緑米の穂が出る8月ごろには、田んぼに絵柄が現れ多くの人々の目を楽しませていた。

 稲刈りにあたって8時より報徳二宮神社の協力で「抜穂祭」を実施。稲刈りは、9時から60人が参加して行われた。子どもたちも多く稲を苅る体験を楽しんでいた。収穫された米は同会が販売を予定している。

 同会のコアメンバーでプロジェクトを推進する志村成則さんは「参加メンバーが稲刈りを楽しんだ。今後も里山の自然を守りながら『田んぼアート』に挑戦していきたい」と意欲を話す。

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