社会福祉法人「県西福祉会」(南足柄市三竹)が運営する菓子店「ふくらん」(南足柄市福泉、TEL 0465-74-0141)が5月から販売している「クリームチーズとレモンのふるるん梅ゼリー」が現在、好調な売り上げを見せている。
2014年に小田原短期大学とのコラボ企画として行った「2014たまごスイーツコンテスト」で最優秀賞に輝いた同商品。クリームチーズとレモン風味のメレンゲムースに小田原産の梅を使ったジャムをトッピングしたスイーツで、3つの味が楽しめる。価格は270円。
田中至店長は「梅の香りが引き立つ、さわやかな味わいのゼリーとして好評を得ている。小田原短大の学生さんのアイデアが生きている」と笑顔を見せる。田中さんによると、スイーツのコラボ企画は、小田原短大にとっては商品開発や販売に携わる体験ができ、「ふくらん」にとっては障害者福祉事業への関心を高めることになり、地域活性化に役立つメリットがあるという。
同店は10月11日、小田原短期大学の学園祭「小峰祭」に出店。「クリームチーズとレモンのふるるん梅ゼリー」をメーンに、シュークリームやプリンの販売を行い、学生や市民などの来場者から喜ばれたという。
田中さんは「学生の若い感性を生かしながら開発し、多くの人に『おいしい』と評価されうれしい。今後もこうしたコラボを行いながら、商品の充実を図っていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~17時30分。水曜定休。