箱根登山鉄道は6月1日、実際に運行している特別塗装車両を模した「チョロQ」と「目覚まし時計」を個数限定で発売した。
今回発売となる「チョロQ」は、1927(昭和2)年に導入され車両の前面部分の塗り分けが金太郎の前かけに似ていることから「金太郎塗装」の愛称で親しまれていたモハ2形車両を模したもので、同車両108号車は現在もなお現役を続けている。
赤い車体が特徴の「目覚まし時計」は、箱根湯本~強羅間開業90周年と開業時に模範としたスイス・レーティッシュ鉄道との姉妹鉄道提携30周年を記念し、今年3月から同社2000形車両にレーティッシュ鉄道で運行しているグレッシャー・エクスプレス(氷河特急)の塗装を施して運行している「サン・モリッツ号」がモデルとなっている。
価格は、「チョロQ」=900円(5,000個限定)、「目覚まし時計」=1,000円(3,000個限定)。箱根湯本、強羅、早雲山の3駅と本社鉄道部(小田原市城山1)で販売している。問い合わせは同社鉄道部(TEL 0465-32-6823)まで。