神奈川西湘地区の20施設のスキューバダイビング事業者で構成する「西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA)」が4月21日、「小田原城のお堀清掃ボランティア活動」を行う。
同協議会では昨年、会発足15周年記念事業として全国初の試みというダイバーによる小田原城のお堀の清掃活動を行ったインストラクター級のプロダイバーによる清掃活動は注目され、多くのメディアでも取り上げられた。ダイバーがお堀に潜水し、沈んでいるゴミの回収作業を行った所、予想を上回るゴミが回収された。
今年は小田原市も後援するほか、「小田原お堀端万葉の湯」「JAかながわ西湘青壮年部」「志村屋米穀店」「mame 元 cafe」 なども協賛する。併せて、市民ボランティアを募集し、ゴミの陸上への引き上げや収集など、清掃作業の効率アップを図る。清掃終了後は、賛同する企業や商店、農業団体が提供する食材を使った昼食会を予定する。
同協議会の冨田茂雄さんは「多くの市民の協力を得て、日本一きれいなお堀にしたい。今後も活動を通して小田原城の魅力を高めていければ」と呼び掛ける。
作業は9時~12時の予定。ボランティアの定員は20人。申し込みは同協議会(小田原ダイビングショップ OPEN WATER内、TEL 0465-23-0037)まで。