湯河原で豆腐・湯葉などを提供する「湯河原・十二庵(じゅうにあん)」(湯河原町宮上、TEL 0465-43-7750)が7周年(10月16日)を迎え、記念イベントを開催する。
国産大豆、海精にがり、湯河原の水を使ったとうふが売りの同店。「江戸木綿豆腐」「きぬ豆腐」「ひきあげ湯葉」「刺し身湯葉」「寄せ豆腐」などが湯河原名物として知られるほか、おからと豆乳で作った焼きドーナツ「湯河原小僧どうなつ」は、ヘルシーさが受けて女性客の人気を集めている。
同店では、7周年の感謝の気持ちを込めて8日・9日の2日間、「湯河原 十二庵 おかげさまで7周年」のイベントを開く。店主の浅沼宇雄さんは「感謝に感謝を重ねても足りない。地域の方々や観光で訪れた人々に感謝の気持ちを届けなければと思っている。7周年企画はそのひとつ」と話す。「5周年、6周年などもすべきだった。その時は、懸命に走り続けていた最中。商品を持って各地を回り続けていたのでお許しいただきたい」とも。
当日は、隣接する姉妹店でできたて豆腐を提供する「一二一(いちにいち)」と連携して、できたての甘い作りたての豆腐をその場で提供。ドーナツ全種類100円均一販売、青大豆ブランマンジェの販売、姉妹店「一二一」とのコラボによるランチの半額提供、感謝価格でのセット商品の販売などを行う。
特に姉妹店「一二一」の3つのランチセットが半額になるサービスはお得で期待する声が多い。「できたてとうふセット」は通常1000円が500円に、「湯豆腐セット」は通常1200円が600円に、「湯葉丼セット」は通常1500円が750円になる。
浅沼さんは「2010年の開業した当時、一緒に店を切り盛りした妻がお客さまに商品を包んでお渡しするときに『笑顔』もいっしょに包んでいた。あのときの気持ちをいつまでも大切にして安全な食品を提供していきたい」と笑顔を見せる。