小田原のダイビングスポット江之浦の海中に12月5日、今年もクリスマスツリーが現れた。
江之浦ダイビングサービスアクアランド(小田原市江之浦)が初めて海中にクリスマスツリーを設置したのは今から11年前。同社社長の野瀬勝利さんは「小田原でのダイビングのいい思い出になればと思って始めた」と振り返る。これがダイバーの間で評判となり毎年訪れるリピーターも増え、サンタクロースの衣装を着て潜ったり、写真やビデオを撮ったりするダイバーも多いという。中には「クリスマスの飾りを持ってきて飾り付けるダイバーもいる」と野瀬さん。
ツリーは例年通り小田原郊外の「峯自然園」で育ったもの。飾り付けると海の中が華やかになったという。クリスマスの後はツリーが魚の住みかに変わっていくという。
野瀬さんは「今年もダイビングショップなどが企画している。たくさんのサンタクロースが登場するのを期待。海中も華やかなクリスマスイメージになっているので、ぜひ潜りに来ていただければ」と呼び掛ける。