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ご当地グルメ「小田原ちゃんこ」初披露へ プロレスラー河上さんも開発に参加

「小田原マルシェ~『小田原ちゃんこ』を食べよう~」の様子

「小田原マルシェ~『小田原ちゃんこ』を食べよう~」の様子

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 まち元気小田原(小田原市浜町)が2月17日、「二子玉川 蔦屋家電」(東京都世田谷区)で「小田原マルシェ~『小田原ちゃんこ』を食べよう~」を開催した。

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 小田原一帯の魚、肉、野菜などにこだわって作る「小田原ちゃんこ」。開発は、合同会社の形態で運営される「まち元気小田原」に携わり、ホテルや旅館の社長でもある櫻井泰行さんが推進した。併せて、南足柄で育ち、「小田原ちゃんこ」で体作りをしているプロレスラーの河上隆一さん(大日本プロレス)もオブザーバーとして参加した。

 櫻井さんと河上さんは「『小田原ちゃんこ』を『小田原おでん』や『小田原どん』などに続く第3の地域グルメブランドに育てていきたい」という。しょうゆ、カツオ節、青ノリをメーンにする味作りや、試食会、材料の選定までを行ってきた。

 開催前から会場は満席となり、櫻井さんが情報提供する小田原の歴史や生活の様子、ブリ漁や森と海との関係などの話を聞きながら「小田原ちゃんこ」を味わった。会場からは「おいしい」の声が上がり、おかわりをする参加者も多くいた。河上さんも「今日の味は格別おいしい」と笑顔。都会から南足柄市に帰ってくると「空気と魚と野菜がおいしい。小田原ちゃんこが今の自分を育ててくれた」と話す。

 会場となる「二子玉川 蔦屋家電」は、「ライフスタイルを買う家電店」をコンセプトにし、さまざまなライフスタイルを提案。家電だけでなく、インテリアや本、雑貨などを販売している。櫻井さんは「ここで開催できた意味は大きい。今日もライフスタイルにこだわる方々が多く来場してくれた。こうした方々に小田原をアピールできたのは良かった。必ず次のステップにつながっていく」と先を見据える。

 参加者には、自宅でも作れるように主催者から「小田原ちゃんこ」のレシピが配布された。今後はメニューに取り入れたい店があればレシピの提供も行うという。

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