湯河原温泉で10月3日・4日、秋恒例の「十五夜の宴」が開催される。主催は湯河原温泉旅館協同組合青年部。5回目となる同イベントは、湯河原観光会館前をメーンに万葉公園、足湯「独歩の湯」など3会場で行う。

　メーン会場となる湯河原観光会館前ではかがり火をたき、ビーチボール大の月見団子のディスプレーを設置。琴の生演奏や地元商工会青年部等の協力による飲食コーナーや土産品の販売コーナーも用意する。万葉公園や狸福神社には十五夜の飾り付けを施し幻想的にライトアップするほか、独歩の湯では2日間限定で夜間営業を実施する。

　湯河原温泉観光協会企画課長の久能木孝一さんは「月見をしながら湯河原温泉の風情をのんびりと味わってほしい。このほか、狸福神社は恋の成就に利益ありと評判なのでぜひ絵馬に願いを込めてみては」と話す。

　開催時間は19時30分～21時30分。入場無料。ただし足湯「独歩の湯」利用に限り200円が必要。問い合わせは湯河原温泉観光協会（TEL 0465-64-1234）まで。