箱根小涌園ユネッサン(箱根町ニノ平、TEL 0460-82-4126)1階ギャラリーラウンジで10月24日から、「世界ジオパークミュージアム」が開催される。
同ミュージアムは、糸魚川、洞爺湖有珠山、島原半島の3地域が、日本で初めてユネスコの支援する「世界ジオパーク」に認定されたことを記念して期間限定でオープンするもの。世界認定を受けた3地域をはじめに日本各地にあるジオサイトを紹介し、国内のジオパークの普及とPRを行う。小田原・箱根エリアも日本ジオパークネットワークに加盟しており、「箱根火山大涌谷」などの地質遺産がある。
会場には糸魚川市と日本ジオパークネットワークの協力の下、アンモナイトや三葉虫などの珍しい古代化石や特大ヒスイなど約40点を展示するほか、工作コーナーも用意する。
同施設営業課の真田誠二さんは「数十億年前から未来までジオ(地球)とそこにすむ生物について考える場所としてぜひこの機会に利用してみほしい」と話す。
営業時間は9時30分~19時。料金は、大人=300円、中学生以下は無料。2010年2月28日まで。