小田原の初春恒例の行事「小田原梅まつり」が2月1日より、小田原城址公園、曽我梅林で開催される。
今年で40回目を迎える同まつりは、小田原城址公園、曽我梅林(別所、原、中河原)で同時開催され、期間中の土曜・日曜を中心に「種とばし大会」「小田原ちょうちん踊り」「絵画コンクール」「俳句大会」などの各種イベントを予定している。
中でも約3万5,000本の白梅が植えられ、日本三大あだ討の一つ「曽我物語」で知られる曽我梅林では伝統芸能の流鏑馬(やぶさめ)が行われ、毎年多くの見物客でにぎわう。
このほか、各会場には売店を設け甘酒や地酒、おでんなどのほか、特産品である梅干しや梅ワイン、梅ジャムなどを販売する予定。
小田原市観光協会の夏苅健二さんは「曽我梅林では、梅はもちろん背景には富士山も見え、関東の富士見百景にも選定されている。小田原の春の訪れを梅の香りとともに感じてもらえれば」と話す。
2月28日まで。