神奈川県水産技術センター相模湾試験場(小田原市早川1)で7月29日、「相模湾で獲れる四季の魚・親子料理教室」が開催された。
同企画は年5回行うもので、1回目となる今回は相模湾の魚について学ぶとともに魚のさばき方を実習した。当日は、「魚食について」「相模湾の漁業について」をテーマにレクチャーを行い、実習ではカタクチイワシ、イナダ、サバを、実際に出刃包丁を使って三枚におろし、試食も行った。
同試験場場長の武富正和さんは「実習ではほぼ全員が上手に魚をさばけるようになったし、子どもたちに魚の魅力を教えることができて良かった。これを機に魚を食べる習慣を身につけてほしい」と期待を寄せる。
今後のテーマと日程は、「定置網体験と獲れた魚を使った干物づくり」(8月19日、真鶴港)、「朝市見学と浜のおかみさん料理教室」(10月16日、小田原漁港)、「ワカメ刈り取り体験」(2011年2月20日、小田原漁港)、「アンコウのつるし切実演及び体験と料理教室」(同3月26日、小田原漁港)を予定。