「第4回小田原映画祭シネマトピア2010」が、9月25日、開幕した。会場は小田原城銅門、小田原コロナシネマワールド(小田原市前川)、ダイナシティ、TOHOシネマズ小田原(以上、中里)など。小田原映画祭実行委員会とNPO法人おだわらシネマトピアが主催する
俳優の阿藤快さんが映画祭実行委員長を務める同映画祭。最初のプログラムは「銅門(あかがねもん)ライブ」。小田原城ミュージックストリートの協賛で「梅林ガル(バイリンガル)」と「御縁満開一座(ごえんまんかいいちざ)」が登場。小田原市民の心のシンボルで昨年死亡したゾウのウメ子への思いを託した歌を披露した。
開会宣言は甲冑(かっちゅう)を着た市民も登場して、銅鑼などが鳴らされる中で時代劇風に行われた。「小田原の『市民映画祭』を皆さんの協力でより素晴らしいものにしていきたい」と阿藤快委員長。加藤憲一郎小田原市長は「この映画祭が小田原の新しい魅力づくりになるはず」と期待を寄せた。
オープニング上映は、畑中大輔監督の「しゃったぁず・4」。畑中監督は、「第2回小田原映画祭ショートフィルムコンテスト」ミニミニムービー部門で銀賞を受賞している。10月3日まで。