駅弁売り姿で「温泉まんじゅう、いかがですか~」-箱根湯本駅で話題に

駅弁売りのスタイルとコスチュームで「箱根のお月さま、いかがですか~」と販売

駅弁売りのスタイルとコスチュームで「箱根のお月さま、いかがですか~」と販売

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 箱根湯本駅ホーム内で、昔の弁当売りと同じ装束で菓子を売る「まんじゅう屋・菜の花」が観光客の間で話題となっている。

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 箱根観光の入り口、小田急線箱根湯本駅。女性が首からかけた商品ケースを持ち「できたてのおんせんまんじゅう・箱根のお月さま、いかがですか~」と売り歩いている。その姿が「温泉の町、箱根を感じさせる」「まんじゅうを売る声が温泉に来たんだと改めて教えてくれる」と好評だ。

 売り主は、箱根で自然素材を使った菓子作りをしている「和菓子菜の花」(神奈川県小田原市南町1、TEL0465-22-5528)」。同商品では、沖縄波照間産の黒糖と、同じ沖縄の命の塩と言われる「ぬちまーす」。そして、北海道十勝の特別栽培(減農薬)小豆を使ってほどよい甘さと素材を生かした味を作り出している。

 同社の高橋台一社長は「温泉といえば温泉まんじゅう。箱根の入り口湯本駅で『ようこそ箱根に』の思いを込めて11月12日から売り始めたところ、温泉まんじゅうの味がおいしいとか、売り方が懐かしいと、多くの反響があり喜んでいる。日本の温泉の良さを楽しんでもらえればとうれしい」と喜ぶ。

 「おんせんまんじゅう・箱根のお月さま」は1個100円。ホームでは売り切れまで販売している。

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