平均年齢70歳のグループが旧東海道を踏破-京都・三条大橋でゴール迎える

元気に笑顔で旧東海道の踏破を喜ぶメンバー。「僕たちのバッテリーは仲間の笑顔さ。エボルタより早く到着できて良かった」とも

元気に笑顔で旧東海道の踏破を喜ぶメンバー。「僕たちのバッテリーは仲間の笑顔さ。エボルタより早く到着できて良かった」とも

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 小田原市シルバー大学の卒業メンバーが、東京・日本橋から旧東海道を踏破し、11月22日京都・三条大橋にゴールした。

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 同日の三条大橋は電池ロボ「エボルタ」のゴールが予定され、報道陣や見学者が集まっていた。そこに25人のグループが到着。互いの健闘を喜び合い記念撮影をした。思わぬ70歳グループの走破に拍手を送るエボルタ見学者や報道陣の姿も。

 同グループは、年齢のことを考え無理のないようにスケジュールを作成し東海道の旧街道を調べて踏破してきた。歩き通したメンバーの顔には「笑顔」があふれ、「良かった。とても良い経験をした」と語り合っていた。「シルバー大学で学ぶことの喜びを再認識し、この旧東海道を歩き通したことで、互いに励まし合って進むことの大切さを学んだ」とも。

 エボルタの到着を見に来たエボルタファンの一人、佐賀恭子さん(38)は「70歳で歩き通したと聞き驚いた。今日は忘れることのできないゴールを2つも見ることができうれしい」と振り返った。あいにくの天候の中、走破した充実感に満ちあふれたメンバーは、三条大橋の余韻を楽しんでいた。

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