小田原の曽我梅林で1月29日、毎年恒例の「梅まつり」が始まった。
曽我梅林は「原会場」「別所会場」「中河原会場」の3エリアを総称した地域で約45ヘクタールの広さがあり、各地区の農家が中心となって催しを運営している。敷地には、梅干や梅酒に加工される食用梅の白加賀・十郎・杉田等の品種を中心に白梅3万5,000本が栽培され咲き香る。
この梅まつりは40年ほど前から始まり、メディアで取り上げられ広く知られるようになった。「かながわの景勝50選」にも選ばれている。今年は全体的に開花が早い予想だが、天候に恵まれれば富士山と梅花の絶景も望める。
期間中、2月11日の流鏑馬(やぶさめ)など各会場でイベントが開かれる。2月28日まで。