箱根町は4月、町内の観光関連団体などと協力し日本が元気になるためのプロジェクト「箱根温泉AID(エイド)」を立ち上げた。
同プロジェクトは山口昇士町長を実行委員長とし、被災者の支援や箱根への来訪者に元気を与える取り組みなど、「今、箱根にできること」の実施を目的とするもの。箱根の観光事業に関わる6団体が箱根の魅力で日本を元気付けるために、同プロジェクトを通じ協力し合うという。
これまでに行っている活動は、宿泊施設や日帰り温泉施設へ被災者の受け入れ、旅館・ホテルで割引や義援金が寄付できる宿泊プラン「今、箱根にできること」の販売、箱根フリーパスの売り上げの一部を義援金として寄付することなど。箱根温泉旅館協同組合は福島県いわき市でがれきの除去作業など、ボランティア活動も行っている。