「第5回小田原映画祭シネマトピア2011」が9月24日から、小田原各所で開催される。主催は小田原映画祭実行委員会。
俳優の阿藤快さんが実行委員長を務める同映画祭。2005年から隔年で開かれ、2009年からは毎年秋の恒例行事となっている。映画祭は劇場映画の上映会と公募によるショートフィルムコンテストから成る。主な会場は小田原城銅門枡形、小田原コロナシネマワールド(小田原市前川)、小田原ダイナシティ(小田原市中里)など。
オープニングイベントは小田原城銅門(あかがねもん)で行う野外上映会。小田原出身の小説家である夢枕獏さんをゲストに迎え、原作を手掛けた「陰陽師」を上映する。今回はショートフィルムコンテストで受賞経験のある勝又悠監督の作品「はい!もしもし、大塚薬局ですが」の上映にあたり、勝又監督と出演する女優の円城寺あやさん、AKB48の小林香菜さんも来場し、オープニングセレモニーを盛り上げる。
期間中、富野由悠季監督のガンダムシリーズや小津安二郎監督作品など、小田原ゆかりの監督作品の上映も予定している。2008年に福島県でロケを行った作品「春色のスープ」の上映では、入場料の全額を義援金として福島県に寄付する。
オープニングイベントは入場無料だが、事前申し込みが必要(先着200人)。上映プログラムは9月上旬からホームページで確認できる。10月2日まで。