小田原の清閑亭(小田原市南町、TEL 0465-22-2834)で10月24日・28日、日本茶をお菓子と共に味わう「清閑亭ティーサロン」が開かれる。
昨年10月から行われている、地元足柄茶の魅力を伝える同イベント。今回は新商品「足柄仕立て」を用意する。神奈川県産と鹿児島県産(80%以上)の茶葉を選定し、豊かな香りとさっぱりした味が特徴という。
足柄茶の生産は、関東大震災で大きな被害を受けた山村の産業復興策として始まったもの。今年5月に基準値を超える放射性セシウムを検出し、該当する商品の出荷自粛と自主回収を行った。
9月に安全な茶葉を使った「足柄仕立て」の販売が開始され、「足柄茶応援『別邸で楽しむ足柄仕立て』」と題してティーサロンを再開することになった。
講師を務める石崎さんは「新商品は安全な茶葉のみを使って足柄茶の特徴を残してブレンドした。三煎目まで用意するので、ゆっくり楽しんでほしい」と話す。
開催時間は12時~16時(時間内随時)。費用は800円(菓子代込み)。各日定員20人(予約優先)。申し込みは清閑亭まで。