箱根地域の富士屋ホテルチェーン4施設で現在、ベーカリーで焼き上げた食パンを使ったオリジナルスイーツを提供している。
同ホテルの食パンは創業当時からの味を守り、現在でも一番人気の商品。ベーカリーで販売されるほか、レストランでもトーストやサンドイッチなどに使われている。
同ホテルチェーンの女性商品考案チーム「F-STYLE PROJECT」は伝統の味「食パン」を使ったスイーツを作ることを提案した。「以前から、食パンを使ったスイーツとしてはフレンチトーストを提供しているが、新しいものができないかと考えた。各施設の料理長に試行錯誤して試作品を出してもらい、新しいスタイルのスイーツを作り上げた」とプロジェクトスタッフの土方さん。
各施設で用意する食パンスイーツは4種。富士屋ホテル(宮ノ下)は「あったかパンプディング」(800円、12月22日・23日販売休止)。バニラ風味のプリンに食パンと3種のベリーを入れて焼き上げる。湯本富士屋ホテルは、丸太に見立てた食パンのロールケーキ「冬の日の焚(た)き火」(900円)。芦ノ湖畔の箱根ホテルは食パンにリキュールとエスプレッソコーヒーを染み込ませた大人のスイーツ「パンデミフレーズ ティラミス」(900円)。仙石ゴルフコースはハニートーストとオレンジ風味サヴァイヨンソースに焼き色を付けた「大粒ベリーとナッツのパンブリュレ風」(600円、2012年1月15日まで)。
2012年2月29日まで。