小田原の金龍山宗福院(小田原市板橋)で1月23日・24日、「板橋地蔵尊大祭」が開催される。
地元で「板橋のお地蔵さん」と呼ばれ親しまれている同寺。1月と8月の年2回「大祭」が行われ、弘法大師が北国へ向かう途中で彫ったと伝えられる本尊「延命子育地蔵大菩薩(だいぼさつ)」が開帳される。この祭りには「新仏ができたとき3年間続けてお参りをすると、亡くなった身内と、うり二つの人に出会える」「ろうそくをあげると故人が成仏できる」などという言い伝えがあり、毎回多くの参拝者が訪れる。
23日は朝から旧東海道の沿道に露店が約200店並び、夜遅くまで祭りを楽しむ人でにぎわう。境内の参拝者は一日中途切れず、用意された線香やろうそくが絶えずともる。混雑する夕方は入場制限することも。2日目の24日は地元の人たちが境内に市を開き、参拝する人を迎える。
開催時間は、23日=8時~20時、24日=8時~15時。