小田原アリーナ(小田原市中曽根)で10月24日~26日、箱根・小田原「木製品フェア2008」が開催される。
同イベントは、国の伝統工芸品に指定される「箱根寄木細工」や「小田原漆器」などの作品を展示・販売することで、木の温もりと文化を感じふれあうことを目的として行われるもの。当日は小田原駅西口から約20分間隔で無料送迎バスを運行する。
会場には、これからの地域木工業界を担う若手職人たち16人の作品を展示するブース「伝統の技×若い力」や、8月に「暮らしを創る」をテーマとして行われた第5回全国「木のクラフトコンペ」作品展入賞作品である「抹茶椀」「金銀杢皿」「トートバッグB」などを展示・販売するブース、木のおもちゃで自由に遊べる「木工玩具ふれあい広場」なども設置。
メーンの「名物木工屋さん50通り」では、「露木木工所」「漆・うつわギャラリー工房 石川」など、小田原を代表する50工房がそれぞれ店舗を構え、多彩な木工技術を誇る職人たちがその場で実演製造したものを特別価格で販売する。
同委員会の小宮さんは「ぜひこの機会に小田原・箱根の伝統工芸にふれてほしい。おそらく各ブースを見て回るだけでも充分楽しめると思う」と胸を張る。
開催時間は10時~17時。入場無料。