小田原市立三の丸小学校体育館(小田原市本町)で4月7日、「小田原城木造化を考えるシンポジウム」が開催される。主催は「小田原 城普請会議」。
本物の小田原城を次なる世代に残したいと活動をしている同団体は小田原市の後援を得て、小田原城天守閣の木造化を目指している。
昭和35年に「戦後復活のシンボル」として再建された現在の小田原城。天守閣はコンクリート造りで、寿命や耐震強度などから補強を考え始める時期に来ている。同シンポジウムは「小田原城歴史」、「木造化の可能性」、「伝統を未来につなぐ」などをテーマに開催。専門化と市民が参加し、本物の木造による小田原城普請の可能性について考える。
併せて、8日に「小田原城・総構見学ツアー」も実施。知識豊富なガイドによる解説を聞きながら、中世日本一の規模を誇った小田原城の総構を巡る。集合は小田原市民会館に9時。定員60名。参加費は2000円(昼食の弁当代含む)。
シンポジウム開催時間は14時~17時30分。参加無料。