6月13日で営業運転を終了する伊豆箱根鉄道1100系車両の引退記念切符「ありがとう1100系さようなら運転記念乗車券セット」の販売が5月19日、始まる。
西武鉄道より1989年に譲渡された同車両。23年間にわたって伊豆箱根鉄道で活躍。地域の足として住民や観光客に利用されてきた。別れを惜しんで昨年7月からイベントが行われており、引退間近の6月には「ありがとう1100系Last monthさよならイベント」として、「1100系貸切ラストラン&ラスト撮影会」(2日・3日)、「2012反射炉ビ赤電車1100系」(同8日)、「臨時快速1100系運転」(11日・12日)などを予定する。
同セットは硬券5枚を台紙にセットしたもので、運転営業最終日の「24.-6.13」の刻印があり、駿豆(すんず)線の連続した5区間が選定している。
同社広報課の川口みちこさんは「多くの鉄道ファンや地元の利用されたお客さまから惜しまれての引退。ぜひライトランの記念乗車券セットを思い出にしてほしい」と話す。
価格は1,100円。大雄山線、駿豆線の各駅(無人駅を除く)で販売する。