箱根駅伝の5区に入って、山から吹き下ろす向かい風の中、「26年ぶりの往路優勝」と「予選会からの出場による往路優勝」という2つのドラマを日体大が見せた。
箱根駅伝・往路2位に入った早大の山本修平の走り(早川口で撮影)
第89回東京箱根間往復大学駅伝競走の往路が2日、東京から箱根・芦ノ湖までの5区間、108.0キロで行われ、日体大が5時間40分15秒で往路優勝を果たした。
予選会から本戦出場を果たした日体大。東洋大学がリードリードする試合展開だったが、5区、箱根の登りに入に入り始める早川口から風祭(かざまつり)、入生田(いりゅうだ)へと順調に足を運び1位の東洋大を抜く伏線を見せた。また3位でタスキを受け取った早大も上りでペースを崩さず、その後、東洋大、日体大、早大が横並び状態となり、日体大が逃げ切って往路優勝を、早大が2位を奪い取った。
往路の上位順位は以下の通り。
1位=日体大(5時間40分15秒)
2位=早大(5時間42分50秒)
3位=東洋大(5時間42分54秒)