南足柄市郷土資料館(南足柄市広町、TEL 0465-73-4570)で現在、「森のひなまつり」を開催している。
「天狗の棲む森の御殿飾り」と題した同展示。数多くのひな人形やつるし飾りで資料館が埋まり、一足早い春の訪れを感じることができる。
江戸時代の「享保雛」など、江戸・明治・大正・昭和のおひなさま、65組・780体が勢ぞろい。特別展示として長野県阿智村から特大雛「こまんばの雛人形」も展示する(3月3日まで)。
同館学芸員の飯岡葉子さんは「今年で6回目を迎えた同展示。南足柄近郊で飾られ続けてきたひな人形が一堂に会する。春の訪れをひな人形から感じてくだされば」と話す。「隣接する開成町瀬戸屋敷の『里のひなまつり』と一緒に楽しんで」とも。
展示時間は9時~16時30分。入館料=300円(中学生以下無料)。3月31日まで。