地方自治体と共同で農業支援をする「代官山マルシェ」(渋谷区猿楽町)で3月16日、「小田原産直市」が開催された。
モバイル事業を手がけるサイバードグループの産地直送ネット宅配サービス「MY Farmer(マイファーマー)」が農業支援の一環として実施する同イベント。鳥取市、高崎市に続いて小田原市と共同で開催した。
同社で企画を担当する吉田力由さんは「地方自治体との連携で開催している代官山マルシェ。多くの消費者に来店いただき定着してきた。生産者と消費者がマルシェで巡り会う機会となっており、今後も推進していきたい」と話す。現在、1回の来場者が1500人を越えるまでになっている。
小田原市は、経済部農政課が主導して参加。レモン・みかん・湘南ゴールドなどのかんきつ類、十郎梅などの特産物、干ものなどの海産物、名菓などを販売。みかんジュースづくり体験や木製のはがきづくりなども用意した。また、海産物は火で炙っての試食サービスも実施し新鮮な海の幸もアピールした。
同市農政課長の神名部耕二さんは「小田原にある豊富な商品を多くの人知ってもらうチャンス。おいしさや品質の良さを理解してもらえたと思う」と話す。
3月17日まで。