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曾我兄弟の弟「五郎」にちなんだまんじゅう、人気に-箱根「廣志屋」

箱根の五郎稚児まんじゅう

箱根の五郎稚児まんじゅう

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 箱根・芦ノ湖畔にある「廣志屋(ひろしや)」(箱根町元箱根、TEL 0460-83-6242)の「五郎稚児饅頭(まんじゅう)」が人気を集めている。

創業当時の「廣志屋」

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 曽我兄弟の弟である五郎(当時3歳)が箱根権現(箱根神社など)に預けられた際、好んで食べていたという故事にちなんで製造された同まんじゅう。1921(大正10)年に開業した同店が、翌年ごろから製造・販売を始めた。

 まんじゅうの皮に「もろみ」を加える製法で、餡(あん)は、北海道産の小豆を自家で製餡している。しっとりとした味わいで「もろみと餡が絶妙」とリピーターも多いという。

 店主の工藤徳行さんは「昔からの製法を続けている。餡は、深夜2時から製造を始め、完成するのは11時ごろ。手を抜かずに丁寧に作り続けていくのが大切。ぜひお試しいただければ」と話す。

 価格は10個入りで1,000円。営業時間は9時~17時。

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