小田原生まれのかんきつ類「湘南ゴールド」を使ったソフトキャンディー「ぷっちょ・まぼろしのオレンジ」(UHA味覚糖・大阪市)が11月18日から全国販売される。
「今年の2月に同社に提案したところ、かんきつ類の素材を探していたこともあり商品化に至った。小田原生まれの『湘南ゴールド』が全国デビューできてうれしい」と話すのはJAかながわ西湘・営農部指導課の守屋佑一さん。
神奈川県農業技術センター・根府川分室で「ゴールデンオレンジ」と「温州ミカン」を交配して誕生した「湘南ゴールド」。糖度が高くすっきりした爽やかな甘味が特長で、小田原近郊で栽培されている。
県内では、ケーキなどに使用されているため知名度は高いが、全国的にはまだ知られていない。「一度食べてもらえればそのおいしさに驚かれるはず。その意味で『ぷっちょ』の商品として全国デビューする意味は大きい」と守屋さん。
全国のコンビニエンスストアなどで販売される。