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小田原でご当地エネルギーファンド募集開始-エネルギー作りの共有目指し

「ほうとくエネルギー」蓑宮社長によるプレゼンテーションの様子

「ほうとくエネルギー」蓑宮社長によるプレゼンテーションの様子

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 市民参加型の再生可能エネルギーによる発電事業と省エネ事業を展開する「ほうとくエネルギー」(小田原市浜町)が1月28日、「ほうとくソーラー市民ファンド」の募集を始めた。

「小田原市公共施設屋根貸しソーラー」

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 「みんなで創る発電所」を目指す同社。かまぼこ店、干物店、街の電気店など、小田原の地元企業が出資し2012年12月20日に設立。現在、38社5,800万円の資本金で事業を推進し、市民から期待の声も上がっている。

 今回のファンドは、「ほうとくソーラー1」が事業会社となり、1口10万円を1000口募集。募集総額は上限で1億円。対象となる事業は、「森の中の小田原メガソーラー」(984キロワット)と「小田原市公共施設屋根貸しソーラー」(120キロワット)の2事業。公共事業の屋根貸しソーラーは、災害時のバックアップ電力の役割も担う。

 1月28日に行われた記者会見で、同社の蓑宮武夫社長は「ご当地エネルギーファンドを通して、エネルギー作りを共有していきたい。青く澄んだ空を子ども・孫世代にバトンタッチしていくための第一歩」と意気込んだ。

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