箱根町の芦ノ湖で3月1日、「解禁釣り大会」が開催され、湖周辺は約700人の釣り人でにぎわいを見せた。
当日の気温は早朝6時30分の開始時点で3.6度、水温6.6度。風こそ穏やかなものの、雪のちらつく中、大勢のファンが一斉にボートでポイントへ移動し、キャストを繰り返す姿が見られた。この日一番の大物を釣り上げたのは賤機孝さん(静岡市)で、ニジマス69センチ、重さは3.52キロだった。
芦ノ湖漁業協同組合の吉川事務局長は「解禁前にニジマスなど5万匹を超える放流を行った。毎年解禁日は天気に恵まれないが、今年は例年並みの気温で釣果もまずまず。12月まで釣りは楽しめるのでぜひ芦ノ湖へ遊びにきてほしい」と話した。
遊漁料は店売り券=1,300円、現場券=2,000円、中学生以下無料。