箱根・ポーラ美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-84-2111)で3月14日より、企画展「肖像の100年-ルノワール、モディリアーニ、ピカソ」が開催される。
同展は3部構成となっており、第1部「ルノワールと19世紀の肖像」では19世紀後半のフランスで活躍した印象派の画家たちが描いた肖像を紹介し、第2部では「女性像とファッション」として1900~1910年代に世界中からパリにやって来た外国人の画家たちが描いた肖像を展示、第3部「ピカソの肖像」では、ピカソがその生涯で展開したさまざまな絵画様式で制作した肖像を集めて展示する。
期間中、レストラン「アレイ」で出品作家のルノワール、モディリアーニ、ピカソの故郷の代表的な料理や食材を使用し、フランス料理をベースにしたオリジナルメニュー「画家たちからの贈り物」(2,730円)を提供する。
そのほか、企画展グッズとしてルノワール「レースの帽子の少女」のイメージでブレンドされたオリジナルフレーバーティー(ティーバッグ5個入り600円)や、ルノワールやモディリアーニなど11種類の作品がプリントされたオリジナルアートレンズクリーナークロス(525円)を販売する。
同館広報担当の志村龍生さんは「19・20世紀の肖像画によって画家たちが人間とどのように向き合い、その姿を描いてきたかを探るほか、絵画だけでなく味覚でも楽しんでもらえれば」と話す。
開館時間は9時~17時(最終入館時間は16時30分)。会期中無休。9月6日まで。