小田原のオルタナティブスペース「旧三福」(小田原市栄町)で9月29日、「三福文庫ブックカフェ・旅の本 地図の本」が開催された。
本にまつわる集いやイベントを開催している「三福文庫」。同施設内に活動拠点を置いてユニークな活動を展開してきた。主宰する牛山惠子さんは「今回は、秋から冬の旅が楽しい季節に合わせて、日本全国の暮らしが見える本やリトルプレス、絵本、旅のガイドブックなどをセレクトしてブックカフェをオープンした」と話す。
来場者たちは、カフェ内に用意した旅をテーマにした書籍や全国のリトルプレスを手に取りながら読書とカフェのひとときを楽しんだ。今回のランチメニューは「キッシュロレーヌ」、スイーツは「モンブラン」で、優しい味が参加者に好評だった。
小田原市内を会場に開く「小田原ブックマーケット」も主宰した牛山さんは「参加者が本でつながりを持ったり、本が作り出す空間を楽しんだりしてくれた。今後も継続して開催していきたい」と話す。
10月16日は「輪読ナイト」を開く予定。