![訪日外国人観光客を対象に行われる「折り紙体験プラン」](https://images.keizai.biz/odawara-hakone_keizai/headline/1426742004_photo.jpg)
箱根に温泉旅館を展開する「一の湯」は3月18日より、「仙石原 品の木一の湯」で訪日外国人観光客向けに日本の伝統遊戯「折り紙」を体験する宿泊オプションの予約受け付けを開始した。
同社の「塔ノ沢 一の湯本館」では1月12日から、箱根に100年続く芸者による「伝統芸能体験オプションプラン」を英語の解説付きで販売。3月18日現在の応募数は243人と当初の予想を上回る結果となり、期間を8月31日まで延長することが決定している。
第2弾として行われる「折り紙体験プラン」は、室町時代より続く日本の伝統遊戯を気軽に体験する内容。同旅館では折り鶴を客室の小物装飾として設置していたところ、外国人の宿泊者から作り方の問い合わせが多かったことから、日本文化を広める機会として企画された。
日本ならではの千代紙を使用するため、完成時の仕上がりも美しいという。英語で丁寧な解説も行う。同社営業マネジャーの福岡昭憲さんは、「折り紙の体験が日本の思い出話の一つになればうれしい。ぜひ参加いただければ」と呼び掛ける。
参加費は600円。対象期間は4月12日~7月16日(金曜・土曜を除く)。予約は同社のホームページ(英語版)で、7月9日まで受け付ける。