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小田原で地域活性と誘客に「イングレス」活用、準備始まる

「イングレス」のゲーム画面

「イングレス」のゲーム画面

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 小田原で、グーグルが提供する多人数同時参加型無料ゲーム「Ingress(イングレス)」を使って地域への誘客と活性化を目指す活動が始まっている。

「イングレス」のゲーム画面

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 グーグルマップを使用して「ポータル」という拠点を奪い合う同ゲーム。ゲームにアクセスするには実際にその場所に行くことが条件となることを利用して、岩手県や横須賀市では地域の活性化や観光誘客として活用。神奈川県登戸駅前商店街では、参加者へ記念品の進呈でイベントの価値を高め、東久留米市では防犯活動としても利用されている。

 小田原でも同ゲームを利用して地域の活性化を図ろうと動き出したのが守屋佑一さん。守屋さんは「公民館カフェ」などを立ち上げて地域拠点となる公民館の活性化を通して、コミュニティーの創成を目指す活動を行ってきた。

 「イングレスを活用して、地域の魅力を再認識したり、活性化したり、誘客したりすることが可能となる」と守屋さん。3月21日に同ゲームの説明会を開催し、活動をスタートさせた。小田原・箱根エリアには、小田原城をはじめとした歴史的スポットや海、山、川、漁港などポータルになりやすいスポットが多いため、ゲームを楽しむには適したシチュエーションとなる。

 守屋さんは「ゲームを活用するにはイングレスの完全理解が必要で、賛同する多くの仲間と連携を持ちながら実現していきたい。今までにない新しい形の地域創生の可能性があるように思う」と先を見据える。

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