60余年の歴史と4万5000坪の敷地を有する「小田急 山のホテル」(箱根町元箱根、TEL 0460-83-6321)が4月21日、リニューアルオープンした。
岩崎小彌太男爵の別邸跡に立つ同ホテル。男爵はこの別邸で大切な客人をもてなし、訪れた人々と共に箱根の自然とゆったり流れる時間を楽しんだという。今回のリニューアルでは、「受け継がれた自然を、より上質なおもてなしで」をコンセプトに、大浴場の全面改修、庭園の整備、客室59室の改装を実施した。
大浴場はインテリアのデザインや色調を変え、山のホテルらしい「クラシック&オーセンティック」な空間に刷新。洗い場やパウダーコーナーの増設、サウナの改修を行ったほか、露天風呂には半身浴コーナーを新設した。
庭園には5月を迎えると約30種3000株のツツジの花が華やかに咲き誇る姿を堪能できるように園路を新たに増設した。客室は、1~3階の59室を改装。調度品やバスルーム、壁紙、カーテンを一新した。
5月1日から同下旬まで、「つつじ・しゃくなげフェア」を開催。「リニューアルしたホテルとツツジ・シャクナゲでおもてなしをする」という。