小田急箱根高速バスの旧塗装車、箱根路を快走 電鉄から独立15周年記念で

小田急電鉄時代(昭和44年=1969年)の塗装仕様(右後ろは現在のカラーリング車)

小田急電鉄時代(昭和44年=1969年)の塗装仕様(右後ろは現在のカラーリング車)

  • 0

  •  

 「小田急箱根高速バス」(東京都世田谷区)は小田急電鉄から独立し8月に創設15周年を迎えることを記念して、小田急電鉄時代(1969年)の塗装仕様の車両を運行している。

特急ロマンスカーでおなじみの「バーミリオンオレンジ」カラーが冴える

[広告]

 1969(昭和44)年の東名高速道路の開通と同時に始まった高速バス事業。新宿から箱根地域までの路線で運行をスタート。新宿と御殿場、仙石原、箱根桃源台を結ぶ新しい観光ルートの構築に貢献した。現在では、箱根線の他、羽田線(羽田~桃源台)、箱根湯本ライナー(羽田~箱根湯本・ホテルはつはな)、伊豆長岡・修善寺温泉ライナー(新宿~伊豆長岡修善寺)、三島エクスプレス(新宿~三島)、アウトレット線(御殿場プレミアムアウトレット→新宿)など幅広いニーズに対応している。

 旧塗装仕様の車両は新車で1501号車。特急ロマンスカーでなじみのカラーで、新宿駅35番バス停に横付けされると記念写真を撮る人も多い。同バスは箱根線をメーンにして運行されている。

 同社の金子光男さんは、「なつかしいバーミリオンオレンジを基調にしたバスが、東名高速を疾走する姿を思い出していただき、是非利用してもらえれば」と呼び掛ける。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース