芦ノ湖畔に位置する箱根ホテル(箱根町箱根、TEL 0460-83-6311)は、温浴施設「芦ノ湖の湯」を新設し、7月28日より運用を開始する。
既存の「大観の湯」と合わせて2カ所の温浴施設を設ける同ホテル。芦ノ湖や富士山、箱根外輪山の風景を見ながら入浴を楽しむことができるため多くのファンがおり、温浴施設の充実を喜ぶ声が聞こえるという。
4階を改修して新設された「芦ノ湖の湯」。「自然の調和とぬくもり」をコンセプトにし、内風呂と半露天風呂を設け、半露天風呂からは夕暮れ時に赤く染まった神秘的な芦ノ湖や箱根外輪山、さらには富士山の眺望も楽しむことができる。
既存の「大観の湯」は天井が円く開いており、青空や箱根ならではの星空が眺められる露天風呂付きの温浴施設と相まって同ホテルのスパライフの充実が図られる。源泉名は「元箱根温泉」で、泉質は単純硫黄温泉。神経痛、筋肉痛、打ち身、冷え性、疲労回復などに効果が期待できるという。
同ホテルチェーンのマーケティングを担当する植野高久さんは「湖畔のホテルの魅力が一つ増えた。温泉と夕焼けに漬かる醍醐味(だいごみ)をぜひ体験してもらえれば」と来館を呼び掛ける。