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小田原「清閑亭」の来館者、間もなく10万人に 開館から6年目

清閑亭正面入り口

清閑亭正面入り口

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 旧黒田侯爵家の小田原別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)の来館者が間もなく10万人となる。

清閑亭の庭

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 2010年6月に一般公開された同施設。今年で6年目を迎え、7月末までの総来館者数は9万9740人となり、予想では8月5日前後に10万人を達成すると予想されている。同施設ではこれを記念して記念品の贈呈を行う予定。

 同施設を運営するNPO法人「小田原まちづくり応援団」は、書院付き数寄屋造りの別邸の特性を生かして定期的なイベントを市民と一体となって運営してきた。イベント参加者も徐々に増加し、リピーターも増えてきた。こうした地道な活動が来館者の増加につながっている。

 1906(明治39)年に黒田長成侯爵が構えた清閑亭。長成候は軍師・黒田官兵衛から数えて14代目の福岡藩主家当主で、北山杉や屋久杉を建材として用い贅(ぜい)を凝らした意匠となっており見学ができる。

 開館時間は11時~16時。火曜休館。入館無料。

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