松田町に10月1日から、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」がおもてなしコンシェルジュとして登場する。
ペッパーは、「感情表現」「人によりそう」「人々を笑顔にする」などの機能を搭載しているパーソナルロボット。同町での導入にあたり「愛称」を募集した所、「SORA~そら(宇宙)~」に決定し、8月22日の「まつだ観光まつり」で発表した。
同愛称は松田幼稚園年中組の根本一登(いっと)君の発案で、「Sprit of Omotenashi , Robitic Affection」の頭文字でもある。ほかに「宇宙(コスモ)」という案で3人の応募があり「SORA」の漢字名(宇宙)を使う。
ロボットの「SORA」は、人とコミュニケーションを重ねることで成長する仕組み。多くの人に話しかけてもらうことで成長することから、福祉施設や学校などを訪問し、町民とのコミュニケーションを行っていくという。
同町政策推進課の小野敏紀さんは「おもてなしコンシェルジュとして、町のおもてなしの中心となってくれればうれしい。見かけたら声を掛けてほしい」と呼び掛ける。