小田原市役所で11月8日、「つなげよう、支えよう森里川海 ミニフォーラム in 小田原」が開催される。
環境省が取り組む「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」の一環として全国40カ所で開く同フォーラム。小田原は最初の開催地となる。
当日は、中井徳太郎環境省大臣官房審議官を招き、同プロジェクトの概要について学ぶ。このほか、小田原の「ブリの森づくりプロジェクト」代表の川島範子さんをはじめ、日本野鳥の会神奈川支部の頼ウメ子さんによる「サシバプロジェクト」、「ほうとくエネルギー」副社長の志澤昌彦さんが活動報告をする。
川島さんは「ブリ森プロジェクトからは、美しい久野里地里山プロジェクトや森のなかまの久野川渓畔林の取り組み、山盛の会の箱根の森林を守るシカ調査について報告する。活動に興味を持っていただければうれしい」と話す。
小田原市として同プロジェクトの推進を担当する環境部管理監の泉勇気(いずみゆうき)さんは、「小田原は森里川海がそろった自然豊かな地域。生活・産業などでそれらの自然資源が活用され、併せて、森里川海を保全して再生する取組も数多く行われている。環境省の森里川海全国リレーフォーラムの最初の開催地として、小田原における取り組みや課題を全国に発信・共有し、日本全体の課題解決に向けた動きへとつなげていければ」と期待を寄せる。
開催時間は15時~17時30分。