小田原市内で11月21日、「小田原ブックマーケット」が開催される。
「本と人と街が出会う一日」をキャッチフレーズに、本を通じて見知らぬ人同士が知り合い互いの本に対する思いを共感してもらおうと開く同イベント。3回目の今回は、市内の「まちなか会場」に11店舗、「緑公民館・旧三福会場」に20組、「平井書店・一箱古本市」に6組、合わせて37の小さな本屋がこだわりの本をそろえて1日限定オープンする。
平井書店を会場にする「一箱古本市」は初めての開催。2005年から東京の谷中・根津・千駄木地域で開催されている「不忍ブックストリートの一箱古本市」が行っている内容を参考に小田原で開催する。今回は、アルフィエリカフェ&ブックス、ズボラ文庫・てづくり本の箱、七つ森文庫、平井車庫(しおり隊)、waranobag(ワラノバッグ)な本、ブックスキタダケソウの6店が出店する。
ブックマーケットを主宰する牛山恵子さんは「公民館、まちなか、平井書店の一箱古本市などで、魅力的な本屋さんがオープン。ゆっくり一期一会を楽しみ、お気に入りの本に巡り会ってもらえればうれしい。ぜひお出掛けいただけば」と呼び掛ける。
開催時間は11時~17時ごろ。