小田急電鉄が大みそかから元旦にかけ、初詣客や初日の出見物客に向け全席指定の臨時特急ロマンスカー14本を運行する。
明治神宮(参宮橋駅)、江ノ島(江ノ島駅)、大山阿夫利神社(伊勢原駅)、最乗寺(小田原駅乗り換え)、箱根神社・箱根駒ヶ岳(小田原駅乗り換え)などを走る小田急電鉄は毎年始、「初詣」や「初日の出」に繰り出す多くの乗客でにぎわう。
今年は普通電車の深夜運転に加え、江の島や箱根方面を走る臨時特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」「メトロニューイヤー号」を新宿~小田原・片瀬江ノ島間の上下で13本。東京メトロ千代田線北千住発・片瀬江ノ島行き1本を運転する。
ロマンスカーのうち、新宿行きの1本は明治神宮最寄り駅の参宮橋駅に、小田原行きの2本は大山阿夫利神社の最寄り駅となる伊勢原駅に停車する。小田原行きは「ニューイヤーエクスプレス13号」(新宿発深夜3時15分発~伊勢原4時3分~小田原着4時28分)と、「ニューイヤーエクスプレス15号」(新宿発深夜4時15分~伊勢原発5時3分~小田原着5時28分)の2本となる。運行車両のロマンスカー・VSE(50000形)とMSE(60000形)の一部に2016年のえと「申(さる)」のヘッドマークを掲出する。
小田急電鉄広報部の斉藤庸介さんは「快適な初詣と初日の出をしていただくためにロマンスカーを運転する。お出掛けの際にはぜひ利用していただければ」と呼び掛ける。