小田原市内では、除夜の鐘が響き渡り、市民や観光客が新しい年を迎えられたことを喜んだ。
300年以上前から使われている小田原城・大手門跡にある鐘楼「時の鐘」(小田原市本町)では、除夜の鐘をつくイベントが行われ多くの市民が訪れた。「今年の鐘の音はなぜかきれいだった」との声も聞こえ、参加した人々が新しい年を迎えられたことを喜んでいた。
弘法大師の十大弟子の一人である杲隣大徳(ごうりんだいとく)によって829年に創建された「寳金剛寺(ほうこんごうじ)」(小田原市国府津)でも参列者によって大鐘が打たれていた。
小田原箱根地域では、初泳ぎを始めとする催しやイベントで新年を迎える。