旧片浦中学校(小田原市根府川)校庭で3月24日、「春のキッチンガーデンあそび~かまどで五平餅づくりとハーブの定植~」が開催される。主催は「片浦食とエネルギーの地産地消プロジェクト」。
今回は、料理、薬用、蒸留水、クラフトに利用できるハーブガーデンに挑戦。ハーブの植え付け、種まきのほか庭遊びも行う。当日は「あおぞらカフェ」もオープンし、かまどご飯と、昨秋収穫したエゴマを材料にした五平餅を作り味わう。
地道にプロジェクトの目的に向かって活動を展開する同団体。徐々に参加者も増え、活動範囲に広がりも見えてきている。その活動の起点となっているのが「キッチンガーデン・あおぞらカフェ」の企画。使われなくなった校庭を活動場所にして「食」を見つめ、「地産地消」の体験を続けている。
運営する同プロジェクトメンバーの帰山寧子さんは「啓蟄(けいちつ)も過ぎ、今年のプロジェクトも、もぞもぞ動き出す。3月後半には2つのプログラムを実施。ポカポカ陽気の春のひとときを旧片浦中校庭に遊びに来てもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~15時30分。12時30分からは子ども教室と連携開催。出入りは自由。参加費は500円(五平餅ランチ付き)。