箱根写真美術館が主催する写真塾生による作品展「はじめのいっぽ展2016」が、6月15日から「EIZOガレリア銀座」(東京都中央区銀座7)で開催される。
フォトグラファーで館長の遠藤桂さんにより2003年から開催されてきた同写真塾。プロ写真家の指導のもと、箱根の自然を教材に「もっと楽しく、もっと綺麗に、五感を使って」を理念に、季節ごとの撮影会やレクチャーを実施してきた。
「はじめのいっぽ展」は塾生の作品発表の場として、2005年から開催し今回で9回目。写真を個人の楽しみとしてではなく、作品として発表する喜び、鑑賞する楽しさをを感じ、より良い作品づくりを目指すことをモットーとしている。
今回は、EIZOガレリア銀座の会場協力のもと、EIZOのColorEdgeを使用し制作したプリントと高画質モニターで作品を展示する。出品者は磯部活史、大橋史明、鈴木洋子、徳田幸子、長安克芳、古川雅人、本橋育子、吉井小鈴の8人と講師出品として遠藤桂、海野貴典が参加する。
主宰する遠藤桂さんは「箱根で開催している写真塾では『写真を楽しむこと』をモットーにしている。自由な発想、型にはまらず、のびのびと各人が楽しめることを第一にして、写真のレベルアップにつながるようにしている。今回の作品展でもテーマは自由、個性豊かな作品を展示しているのでご覧いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時30分。6月18日には「ギャラリートーク」(要予約)とディナーパーティ(要予約・別会場)も開催される。