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小田原で十五夜に月を愛でながら漢詩吟詠会 日本語と中国語で朗詠

恒例清閑亭の十五夜。今年は「月を待つ、小田原箱根漢詩散歩」

恒例清閑亭の十五夜。今年は「月を待つ、小田原箱根漢詩散歩」

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 旧黒田侯爵家の小田原別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)で9月15日、十五夜漢詩吟詠会「月を待つ、小田原箱根漢詩散歩」が開催される。主催はNPO法人小田原まちづくり応援団と神奈川県漢詩連盟詩游会(しゆうかい)。

清閑亭で漢詩の世界に触れる十五夜の催し

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 恒例の清閑亭の十五夜企画。今年は漢詩とともに月を愛(め)でる。小田原・箱根は、文人たちを魅了する場所といわれ、清閑亭の黒田侯爵も多くの漢詩を残している。同イベントでは漢詩の秀作を日本語と中国語で朗詠し、その場所を地図で紹介する。

 講師に、全日本漢詩連盟常務理事住田笛雄さん、朝翠流宗範の横溝藍鵬さん、神奈川県日本中国友好協会中国語講師の趙莉さんを招いて、林羅山、頼山陽、山縣有朋、黒田長成、夏目漱石の作品を取り上げる。

 清閑亭を運営する「小田原まちづくり応援団」の金山摩美さんは「黒田侯爵は櫻谷集という漢詩集を残している。侯爵の別邸・清閑亭で漢詩の世界に触れる十五夜を一緒に楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は15時~18時30分。参加費は2,500円(夕食、漢詩冊子、マップ付)。定員は50人。参加申し込みは清閑亭で受け付ける。

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