小田原青年会議所(小田原市本町)が10月23日、小田原城の夜の魅力を広く伝えることを目的に「小田原『灯の陣』~甦る!石垣山一夜城~」を開催する。
5月にリニューアルした小田原城を舞台に、一夜城の伝説に出てくる「石垣山城」をライトアップで再現するほか、忍者バーなどを展開する同イベント。小田原青年会議所は現在、開催に当たり、運営費の一部をクラウドファンディングで支援を呼び掛けている。
当日は、石垣山一夜城歴史公園駐車場で、クレーンで吊り上げた板製の「一夜城」をライティングし、天守閣から北条氏が見たであろう「一夜城」を再現。426年前の歴史ロマンを夜間特別開城する天守閣で楽しむ。
馬出門土橋から天守閣までを330個のとうろうで来場者を導く「ゆらめく灯の回廊」では、とうろうの明かりにロウソクと同じ明るさの「ゆらぎLED」を使い幻想的な雰囲気を演出する。
戦国時代に小田原北条氏を陰で支え続けたといわれる忍者集団「風魔一党」で、最も知られているのは北条氏政・氏直に仕えた風魔小太郎。小田原にゆかりの深い風魔小太郎の魅力を楽しむ「にんにん忍者BAR」「くノ一キッチン」を開く。このほか、秋の夜長を楽しめるよう「本丸夜市」も行う。
開催時間は17時~21時。